かけ声によるチームプレイの実現 : RoboCupシミュレーションにおける協調動作の考察
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概要
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RoboCupサッカーにおいて、エージェント間の協調動作をどうのように実現するかは大きな問題である。本研究では、実際のサッカーにおいて人間がとるようなかけ声やアイコンタクトに着目し、これをエージェント間の通信に用いることによって協調動作を実現することを図った。これは多くのチームが大量の数値・記号情報を用いて、協調動作を実現しているのに比べてはるかに人間に近い手法である。本手法によって、エージェント間の通信量を最小限に押えながら協調動作を実現することができた。本手法で作成したチームは、28チームが参加したJapan Open 2001において優勝し、世界のトップチームと互角の実力を有するに至った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-06-07
著者
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