シミュレータによる他船視覚情報からの主観的衝突のおそれについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In good visibility, the expert navigator can collect some efficient information through the scene of sight, and he quickly and properly chooses any dangerous vessels. Next if he recognizes that a risk of collision will exist, he alters of his course or speed to avoid the collision for safety navigation. On the other hand, the inexperienced cadets like a trainee collect some information through same scene of sight, but they are not able to quickly and properly choose dangerous vessels. They have some different cognition through same scene of sight. In this paper, some elements (distance, azimuth, aspect angle, DCPA, TCPA) to cognize a subject risk of collision are discussed, and in some experiments of the radar navigation simulator it is shown that the most remarkable cognitive difference between a deck officer and a cadet for the cognition of subjective risk of collision at a short distance below one mile.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 2002-03-25
著者
-
河口 信義
神戸大学
-
清水谷 龍
神戸大学大学院 自然科学研究科
-
河口 信義
神戸大学海事科学部
-
河口 信義
神戸商船大学
-
清水谷 龍
神戸商船大学大学院
-
馬谷 正樹
航海訓練所
-
藤原 威織
神戸商船大学
-
清水谷 龍
神戸大学大学院自然科学研究科
関連論文
- 航海者の意思決定・行動モデルに関する研究II : 総合的な主観的衝突のおそれ
- 航海者の意思決定・行動モデルに関する研究 : シミュレーターによる避航実験
- GPSによる3次元精密速度情報と評価実験
- アンケート調査に基づく船舶離着桟時における速力情報に関する研究
- 接岸時における船速に関する性能要件(International Association of Institutes of Navigation)
- 船舶航海者のユーザーモデルとその活用法
- 航海者の避航意志決定過程に関する研究 : シミュレーターを用いた認知実験(アジア航海学会)
- 心拍変動によるブリッジチームマネジメント評価に関する基礎研究(IAIN2003)
- 船舶機関士の熟達化に関する認知的研究
- 2008K-G5-5 GPSアンテナアレーによる波浪情報収集の試み(一般講演(G5))
- GPS海面反射波を用いた喫水・波高計測に関する研究
- RTKGPSを応用した喫水計測装置(Asia Navigation Conference)
- アレー配置されたブイによるGPS波浪観測システムに関する基礎的研究(第1回アジア航海学会)
- 伝搬路モデルをもとにしたLoran-Cパルス波形ひずみと伝搬時間遅延量の検討
- ドップラーレーダーによる波浪観測-I : 石狩湾と若狭湾での観測
- 最適航法における潮流と風の影響について(IAIN2003)
- 航海者の意思決定・行動モデルに関する研究II : 総合的な主観的衝突のおそれ
- GPSによる船体運動計測に関する実験的研究(Asia Navigation Conference)
- GPS速度積分法による移動体位置変位量計測(Asia Navigation Conference)
- ロランC時間差測定値の修正に関する考察-II : ECDによる伝搬時間の修正
- ロランC時間差測定値の修正に関する考察
- 実船における船体運動の測定について
- ロランC信号の特性について-1-空間波の変動
- 実験に基づくレーダ・ARPAのスイッチ配置に関する研究 : より使いやすいレーダ・ARPAを評価するためのユーザーモデルの構築を目指して(第1回アジア航海学会)
- 動的航海情報の定量化に関する研究 : 視界良好時の他船(一隻)避航問題
- シミュレータによる他船視覚情報からの主観的衝突のおそれについて
- ランドマーク・テーブルとコースラインによる水路誌記載情報の獲得
- レーダ・ARPAのパネル配置に関する研究
- 海上とシミュレータにおける距離感およびその教示効果について
- ARPA情報の精度に関する研究-IV
- 練習船深江丸からのレーダエコーについて(II) : レーダエコー強度の方向性
- ARPA情報の精度に関する研究-III
- ARPA情報の精度に関する研究-II
- レーダエコー信号に関する実験的研究(1995年日中航海学会学術交流会)
- ARPA情報の精度に関する研究
- 操船者の視覚による情報収集と処理に関する基礎的研究-III : 遠近判断について
- DGPSの測位精度について : 有効範囲と補正遅延
- 深江丸自走式模型船の試作について
- 操船者の視覚による情報収集と処理に関する基礎的研究 : 眼球運動と距離情報
- 練習船深江丸からのレーダエコーについて
- Auto-Pilotに関する基礎研究 : 船速変化への適応
- ウェーブレット変換によるレーダ受信信号の処理 : 海面反射の除去
- 時間-周波数表現を用いたレーダ受信信号の解析
- 小型GPS受信機の測位精度に関する考察
- PLANS'92シンポジウムに出席して
- VI-GPSの船舶運航への適応(Asia Navigation Conference 2010)
- 10.どうやって大洋の真中で船の位置を求めるのですか?(造船の知恵袋)
- 最適航法における潮流と風の影響について
- 心拍変動によるブリッジチームマネジメント評価に関する基礎研究
- Cognitive Study on Expertizing of Ship Engineers
- アレー配置されたブイによるGPS波浪観測システムに関する基礎的研究
- 船舶機関士の熟達化に関する認知的研究 -第2報:ERM におけるグループ討論学習法の効果について