在宅要支援・要介護高齢者の食事サービスの役割
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概要
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この研究は、在宅要支援・要介護高齢者の食事サービスの現状から介護サービスのあり方を検討することを目的とした。被調査者は、すでに在宅でサービスを受けている男性14名、女性34名とした。調査は、被調査者の自宅を個別に訪問し、非指示的面接により行った。世帯別では夫婦のみの世帯が最も多く、次いで単身者世帯が多かった。多くの場合、家族が調理を担当し、本人が調理をするのは37.5%、配食サービスを利用しているのは12.5%であった。また、サービスを利用する理由として、身体的なものが多く挙げられた。在宅要介護高齢者の食事サービスは、新たな地域密着型サービスの中で確立させ、現状に即した個別的な対応で、生活の質を充実させていくことが必要であると示唆された。
- 2007-03-29
著者
-
中川 靖枝
実践女子大学大学院
-
吉田 由紀子
食生活科学科 栄養教育研究室
-
山田 由吏
食生活科学科 栄養教育研究室
-
原島 恵美子
食生活科学科 栄養教育研究室
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中川 靖枝
食生活科学科 栄養教育研究室
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吉田 由紀子
実践女子大学大学院
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山田 由吏
実践女子大学大学院
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原島 恵美子
実践女子大学大学院
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