ボルナ病ウイルス感染動物を用いたヒト内因性精神疾患モデル動物の作出
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概要
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1.F344ラットの新生仔脳内感染でも,BDV CRNP5株(マウス順化株)とCRP3株(ラット順化株)の間で神経症状と中枢神経系病変に差異が認められた。CRNP5株接種ラットは重度の神経症状を示し,CRP3株接種仔ラットと比較してより重度の組織病変が脳全体に認められたが,特に海馬領域に病変を認めた。一方,CRP3株接種群には全実験期間(20日間)を通じて目視による症状は出現せず,脳の組織病変も殆ど認められなかった。2.BDV感染ラットにおける神経症状,運動機能障害と行動異常を数値化するための試験と実験条件を選定した。
著者
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