多波長ファブリー・ペロ・レーザを用いたQPSKホモダイン伝送実験(光変復調技術,分散補償技術,光品質監視,光信号処理技術,一般)
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概要
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スペクトルスライスしたファブリー・ペロ・レーザ(FP-LD)を光源として用いて20Gbps QPSKホモダインの伝送実験を行い、80km伝送後において10^<-8>以下のBER特性を得た。実験では、パイロットキャリアをQPSK信号に偏波多重し、これを絶対位相基準として用いることによって自己ホモダインを行っている。パイロットキャリアは変調された光信号と同じ位相雑音を含むため、ホモダインを行う過程において光信号の位相雑音をキャンセルすることができる。大きな位相雑音を含んではいるが安価なFP-LDを用いても位相多値変復調が可能となることを実証することにより、費用対高価の高い通信システム構築の可能性を示す。著者等の知る限り、低コストなFP-LDを光源として用いた多値変復調の実験としては、初めての試みである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-07-13
著者
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