社会科学系科目における学生の習熟度に関する計量分析 : 本学国際言語学部の国際関係論のケース
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概要
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本研究の目的は、2006年度2学期に「国際関係論」を履修した学生を対象に質問票調査を行い、社会科学系科目に対して、彼らがどのような位置づけを持って勉強しているのかを明らかにすると共に、「国際関係論」の習熟度の説明要因を計量分析によって考察することにある。推計結果から判明した重要なことの一つは、教員が受講生の側に立った分かり易い授業を心がけて、彼らの知識の増加に資することが「授業の満足度」を高めることにつながる。但し、「授業の習熟度」を説明する要因と「授業の満足度」を説明する要因が必ずしも一致しないことから、それらを両立することが困難であることも分かった。
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