加入量当たり産卵資源量を用いた周防灘マコガレイの資源管理
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概要
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周防灘における「小型機船底びき網漁業対象種資源回復計画」対象魚種であるマコガレイについて,チューニングVPAおよび加入量当たり産卵資源量(SPR)を用いて資源状態を検討した。マコガレイ資源量は1980年以降減少し,産卵親魚量は1996年以降低位安定状態であった。1980〜2003年における%SPRの平均は17%であった。小型底びき網,刺網の努力量減少にともない,近年は資源管理上の下限とされている20%を上回っているが,資源回復のためには努力量水準を現状以下とするか漁獲開始年齢を引き上げる必要がある。
- 2007-07-15
著者
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銭谷 弘
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
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吉岡 直樹
福岡県水産海洋技術センター豊前海研究所
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井本 有治
大分県東部振興局
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木村 博
山口県水産研究センター内海研究部
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銭谷 弘
(株)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
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