1980〜2005年の瀬戸内海におけるカタクチイワシの産卵量分布
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概要
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1980〜2005年の瀬戸内海におけるカタクチイワシの産卵量を月別海域別に推定した。瀬戸内海の年間産卵量は1993年の153兆粒から2002年の1,146兆粒の間で変動し,主産卵期は5〜9月であった。年間産卵量は伊予灘で最も多く,単位面積当たりの年間産卵量は大阪湾で最も多かった。カタクチイワシ卵は表層水温7.9〜31.7℃の調査点て採集されたが,16.0〜28.9℃の調査点においてより高い頻度で採集された。5〜9月における平均表層水温と合計産卵量の間には有意な正の相関関係が認められた。
- 2008-07-15
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