YABUMI:アドホックネットワークにおける位置情報を考慮したSIPシグナリング手法(ネットワーク)
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概要
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近年,VoIPを実現するためのシグナリングとしてSIPが注目されており,無線端末のみで構成されるアドホックネットワークにおいてもSIPを用いるための技術が提案されている.しかしながら,既存のSIPのシグナリング手法では,明確な宛先ユーザを指定しなければならず,災害時において汚染地域や二次災害の迫っている地域への通信など,特定地域に対してセッションを確立する必要がある場合等,宛先ユーザでなく位置を指定するのが好ましい場合がある.そこで,我々はSIPを拡張し,アドホックネットワークにおいてルーティングプロトコルに依存せずに位置情報を考慮したSIPのシグナリング手法としてYABUMI(sYstem for Area Based sip signaling Upon Mobile ad hoc networks)を提案する.本稿ではYABUMIの提案手法と実験による議論を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-05-23
著者
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石塚 宏紀
東京電機大学大学院 工学研究科
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戸辺 義人
東京電機大学 未来科学部情報メディア学科
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戸辺 義人
東京電機大学未来科学部情報メディア学科
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戸辺 義人
東京電機大学未来科学部:科学技術振興機構crest
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戸辺 義人
東京電機大学
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鈴木 亮平
東京大学 生産技術研究所
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石塚 宏紀
東京大学空間情報科学技術研究センター:科学技術振興機構crest
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石塚 宏紀
東京電機大学
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鈴木 亮平
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程
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戸辺 義人
独立行政法人科学技術振興機構CREST
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宮崎 翔平
東京電機大学大学院工学研究科
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戸辺 義人
東京電機大学:独立行政法人科学技術振興機構 Crest
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鈴木 亮平
東京大学大学院工学系研究科博士課程
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鈴木 亮平
東京大学大学院工学系研究科
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