4.ディジタル署名の証明可能安全性と方式設計への帰還(<小特集>暗号技術の証明可能安全性)
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概要
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本人認証や文書の承認証拠など,様々な場面で利用されているディジタル署名には偽造の困難性が求められる.証明可能安全なディジタル署名方式では,素因数分解問題などの計算困難とされる問題が解けない限り,ディジタル署名の偽造が困難であることが保証される.本稿では,ディジタル署名方式の安全性証明の実例を示し,方式の問題点を指摘する.更に,その後に提案された方式の改善のポイントを証明可能安全性の観点から確認し,ディジタル署名方式の設計における証明可能安全性の意義を概説する.
- 2007-06-01
著者
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