微粒子分散系の動的特性(粉体物理の現状と展望,2006年度後期基礎物理学研究所研究会)
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概要
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一般に,懸濁液中における微粒子の沈降,拡散挙動は粒子の体積濃度に依存することが知られているが,ここではより微視的に,個々の粒子の配置関係が引き起こす抵抗変化に着目して粒子の拡散挙動を調べた.有限幅を持つ微粒子層の沈降と,それに伴って生じる流体力学的拡散について調べた結果,粒子層端部の抵抗変化は層内部の粒子配置に依存し,また層全体の拡散挙動に大きく影響を及ぼすことがわかった.
- 物性研究刊行会の論文
- 2007-05-20
著者
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原田 周作
北海道大学 大学院工学研究科
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原田 周作
東大IML
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原田 周作
琉球大
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原田 周作
北大
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原田 周作
九州工大
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原田 周作
北海道大学大学院工学研究科
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原田 周作
大阪大学大学院
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原田 周作
東京大学インテリジェントモデリングラボラトリー
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原田 周作
九州工業大学サテライトベンチャービジネスラボラトリ
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原田 周作
北大院
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