一般演題 21 旧ソ連邦におけるヨード充足状況について
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概要
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チェルノブイリ原子力発電所における事故が起きてから20年が経ち,周辺地区では当時乳幼児〜小児であった世代,つまり現在思春期〜青年期の世代における甲状腺がんの増加が問題となっている。一方,甲状腺がんの増加の原因としては,放射性ヨード,特に131Iの吸入や摂取による内被ばくがその原因として想定されているが,事故直後における安定ヨウ素剤の服用による予防的措置がとられなかったことに加え,事故当時旧ソ連邦がヨード欠乏地域にあったこともその一因と考えられている。今回我々は,事故当時もヨード欠乏が著しかったウクライナをはじめとする旧ソ連邦において一般住民のヨード充足状況を評価し,過去の測定結果との比較を行なったので報告する。
著者
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山下 俊一
長崎大学病院 永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター
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元春 洋輔
長崎大学
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山下 俊一
世界保健機関
-
Vladimir Bebeshko
ウクライナ放射線医学研究所
-
山下 俊一
WHO放射線プログラム専門科学官
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