歯根表面積に関する研究 : 第1報 測定方法と歯根総表面積
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概要
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Two hundred and sixty-nine teeth were used for studying the relation between the level of existing periodontal supporting tissues and the area of the root surface. The new method developed by improving the so-called membrane technique is simple and easy to employ. The root was coated with vinyl acetate solution twice. The same coating procedure was repeated with alpha-cyanoacrylate monomer. After setting, the membrane was stripped off from the root surface using a disposable blade. The outline of the removed membrane was drawn on the tracing paper and enlarged 10 times photographically. Transparent film with grids (2mm×2mm) was then laid on the enlarged membrane, and the area was calculated by counting the grids. Prior to this procedure, the reproducibility of this method was evaluated: acrylic cylindrical test body (8.0mm diameter, 10.0mm height) was measured 10 times on the same way described above. The difference between measured and calculated value was 4.2±0.3% and the coefficient of variability was 0.27%. These results indicate that this method is highly reproducible. The means of the total area of root surface were as follows: upper central incisor: 203.0mm^2, upper lateral incisor: 199.0mm^2, upper canine: 291.4mm^2, the upper first premolar: 252.1mm^2, the upper second premolar: 243.3mm^2, the upper first molar: 494.5mm^2, the upper second molar: 421.3mm^2, lower central incisor: 175.0mm^2, lower lateral incisor: 193.0mm^2, lower canine: 246.0mm^2, the lower first premolar: 221.6mm^2, the lower second premolar: 234.1mm^2, the lower first molar: 390.9mm^2, the second molar: 347.1mm^2. On the upper jaw, there were neither statistically different between the total area of root surface of central incisor and of lateral incisor, not between of the upper first premolar and of the upper second premolar. On the lower jaw no statistical differences were found between the total area of root surface of the canine and of the first premolar, nor between of the first premolar and of the second premolar.
- 特定非営利活動法人日本歯周病学会の論文
- 1982-06-28
著者
-
木下 四郎
東京医科歯科大学歯学部第二歯科保存学教室
-
小田 茂
東京医科歯科大学歯学部第二歯科保存学教室
-
木下 四郎
東京医科歯科大学歯学部第2歯科保存学教室
-
長田 豊
東京医科歯科大学歯学部第2保存学教室
-
小鷲 悠典
長崎大学歯学部歯科保存学第2講座
-
田口 章太
東京医科歯科大学歯学部第2保存学教室
-
村岡 宜明
東京医科歯科大学歯学部第2歯科保存学教室
-
飯田 美智子
東京医科歯科大学歯学部第2歯科保存学教室
-
長田 豊
長崎県口腔保健センター歯科診療所
-
小田 茂
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科生体支持組織学系専攻生体硬組織再生学講座歯周病学分野
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