唐代行政地理の概念モデル
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概要
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オブジェクト指向分析/設計の成果物の一つに概念モデルがある。概念モデルは対象となる問題領域を理解するために、その問題領域に存在する主要な概念とその関係を表現する。本稿が対象とする問題領域は中国の唐代行政地理に関するものである。唐代の地理に関係する文献を理解するために、府州郡縣等の行政区及び、その設置、廃止、分割、合併、改名、所属の変更などの現象を捉えるための概念モデルを提出する。行政区の静的な情報のためにはクラス図を、行政区のライフサイクルを理解するためには状態遷移図を用いる。また、『新唐書』地理志、『元和郡縣圖志』などの文献ごとの概念モデルの違いについても議論する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-01-27
著者
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白須 裕之
京都大学人文科学研究所
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山田 崇仁
京都大学人文科学研究所
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白須 裕之
東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター
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牛根 靖裕
京都大学人文科学研究所
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牛根 靖裕
京都大学人文科学研究所:立命館大学大学院後期課程
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白須 裕之
School Of Information Science Jaist
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