免疫細胞の体内動態制御に基づいた癌免疫療法の最適化(誌上シンポジウム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
An immunosurveillance system for tumor-associated antigens (TAAs) plays an important role in the elimination of cancer cells during the initial stage. Although cancer immunotherapy targeting TAAs has progressed steadily with the development of various vaccine strategies, excellent therapeutic efficacy, as evidenced by marked tumor regression and complete response, has not been reported in a clinical setting to date. To improve the therapeutic effects of cancer immunotherapy, we are attempting to establish an innovative concept, the "cell delivery system," capable of better controlling the trafficking and biodistribution of immune cells by applying chemokine-chemokine receptor coupling, which regulates leukocytic migration and infiltration of local sites in the living body. This review introduces our approaches that employ an Arg-Gly-Asp (RGD) fiber-mutant adenovirus vector encoding the chemokine or chemokine receptor gene in cancer immunotherapy.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 2007-02-01
著者
関連論文
- 学会印象記 第26回日本DDS学会
- γ-PGAナノ粒子を応用したがんワクチン療法の開発
- 抗原内包γ-PGAナノ粒子を用いた経鼻投与型癌ワクチンの開発
- 金磁性ナノ粒子を応用した新規遺伝子導入法の確立と特性評価
- 親水性ゲルパッチを用いた「貼るワクチン」の開発
- DDS枝術を基盤とした経皮ワクチン製剤の開発
- 癌組織血管内皮細胞を標的としたミサイル療法の開発
- 標的指向能を有するバイオコンジュゲート化アデノウイルスベクターの開発(誌上シンポジウム)
- ケモカイン及びサイトカイン発現アデノウイルスベクターの併用による癌遺伝子治療の最適化
- 第26回日本DDS学会 : 2010年6月17日・18日, 大阪
- 癌免疫療法の有効性向上を目指した免疫細胞の体内動態制御技術の開発
- ケモカインシステムを応用したCTLの体内動態制御とその癌養子免疫療法における有用性
- 感染症対策に資する新規ワクチンシステムの開発 : 特集によせて
- ワクチンキャリアーとしてのポリγ-グルタミン酸ナノ粒子の有効性と安全性(誌上シンポジウム)
- ワクチンとDDS : 特集によせて
- 薬物キャリアーの最前線(誌上シンポジウム)
- 生命現象から学ぶ新しい薬剤学
- Cell delivery system に基づく次世代がん免疫療法
- 細胞内DDSによるナノ治療システムの開発 (シンポジウム:ナノテクノロジーの化粧品,医薬品への応用:香粧品分野への応用)
- 機能性細胞の創製と cell delivery system : 第4回日本DDS学会永井賞受賞によせて
- 機能性細胞の創製と Cell Delivery System
- 細胞内薬物動態制御によるナノ治療システムの開発
- ファージディスプレイシステムを利用した部位特異的PEGylation
- Fcレセプターを標的とした樹状細胞への抗原送達法の構築とその癌免疫療法における有用性(誌上シンポジウム)
- 癌免疫療法へのDDS応用 - 薬剤学の立場から -
- 細胞内薬物動態制御を目指した機能性ナノ粒子の細胞質内導入(DDSとナノ粒子)
- 次世代DDS製剤としての綱胞内徐放化システムの開発
- アゾポリマーコーティングペレットを用いた生理活性ペプチド及び潰瘍性大腸炎治療薬の大腸特異的送達法の開発
- 経皮吸収型ワクチン製剤の開発 (特集 市場が拡大するワクチン開発最前線)
- 親水性ゲルパッチを用いたワクチンデリバリーと経皮免疫造成
- ワクチンの overview
- 図説 '貼るワクチン'の開発 (特集 ワクチン--課題解決と新規品への期待)
- 微粒子キャリアーを用いた抗原蛋白質デリバリーの最適化と癌免疫療法への展開 (特集 デリバリー技術の最先端)
- 膜融合リポソームによる細胞内薬物動態制御法の確立とその応用(誌上シンポジウム)
- 免疫細胞の体内動態制御に基づいた癌免疫療法の最適化(誌上シンポジウム)
- 遺伝子工学的手法を用いてDDS機能を付与した樹状細胞ワクチンの有用性
- 次世代癌遺伝子治療戦略に適う改良型アデノウイルスベクター
- ウイルス機能を基盤とするDDSキャリアーの開発と応用 (特集 研究・診断・治療・ヘルスケアに展開する DDS--遺伝子導入・薬剤キャリアの基盤技術)
- 疾患プロテオミクスからバイオマーカーの創出へ—抗体プロテオミクス技術の確立とがん関連マーカーの探索—
- DDSに立脚した免疫細胞療法の最適化に関する研究 : 第2回日本DDS学会奨励賞(基礎)受賞によせて
- 各種増粘剤による水溶性薬物及びテオフィリンの経肺吸収性の制御
- I型TNF受容体選択的アンタゴニストの創出とその自己免疫疾患治療薬としての可能性
- 腫瘍血管内皮細胞を抗原としてパルスした樹状細胞による癌免疫療法の開発
- 感染症対策に向けた次世代型ワクチン : 貼るワクチンの開発
- 遺伝子治療におけるDDS
- 腫瘍血管を標的とした癌治療法の開発
- 膜融合リポソームを用いた細胞内への遺伝子デリバリーと遺伝子発現効率の改善
- 経皮ワクチン製剤(貼るワクチン)の基礎から臨床