上級日本語学習者のための読解教材 : 芥川龍之介「羅生門」教材化の観点
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概要
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本稿では、芥川龍之介の短編小説「羅生門」の教材化を試みた。まず、日本語教育においてどのように文学作品が教材化され、授業で用いられてきたか調査し、先行研究をもとに文学教材の可能性について検討した。次に、「羅生門」の教材としての意義について述べた。そのうえで、作品をいかに読むか、作品から何を学ぶか、どのように読みを深めることができるか考察した。
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