仮想音源と実音源との比較を用いた水平面内方向定位実験法に関する研究
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概要
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ヘッドホンによる三次元音場再生において,頭部伝達関数は非常に重要な役割を果たす.頭部伝達関数の定位性能を評価するための主観評価実験では,実験参加者の知覚した方向が正確に回答に描写されなければならないが,方位図を用いた回答法では本来の知覚方向と回答との間に誤差が生じる恐れがある.本稿では,ヘッドホンによる仮想音源とスピーカによる実音源との比較を用いた回答法を提案する.方位図を用いた回答法と比較した結果,提案した回答法では回答のばらつきが小さくなることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-11-17
著者
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