女子高校生の食事習慣・口腔内状態・口腔ケアと齲蝕・歯周病に関する実態調査
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概要
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本研究は, 女子高校生の食事習慣・口腔内状態・口腔ケアの実態を明らかにし, さらに齲蝕・歯周病との関連性を検討することを目的として, 秋田県の***211名を対象に質問紙調査を実施, 分析した.その結果, 全国平均と比べると3食規則正しく摂取し, 間食習慣は少なかった. 口腔内自覚症状では, 「冷たいものがしみる」が最も多かった. 齲蝕は相対的に少なかったものの, 未処置歯のある割合は高かった. 齲蝕は「規則正しい食事」「間食習慣」「1日の歯磨き回数」「歯科検診」に関連が認められ, 歯周病は「好き嫌い」「口内炎」「歯ぎしり」「齲蝕の治療状況」において関連が認められた.女子高校生に対し, 口腔内の健康に関する情報や食生活の重要性を教え, 定期的歯科健診や早期齲蝕処理を強く動機付けることが必要である. 思春期女性のセルフケア能力を高めるため, 継続的看護介入の必要性が示唆された.
- 2006-10-31
著者
-
糠塚 亜紀子
秋田大学医学部保健学科
-
渡邉 竹美
秋田大学医学部保健学科
-
倉内 淳子
秋田大学医学部保健学科
-
倉内 淳子
秋田大学医学部保健学科看護専攻
-
倉内 淳子[他]
秋田大学医学部保健学科看護専攻
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