2.5-ジフェルミンピラジン-パラジウム錯体の合成とカルボニル反応
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概要
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Abstract The reaction of 2,5-diphenylpyrazine with lithium tetrachloropalladate (II) affords a dipalladated product (2) having σ-bond. The reaction of 2 with carbon monoxide in ethanol led to the formation of 2,5-di(ethoxycarbonyl)pyrazine. The reaction of palladium complexes of 2-phenvlpyridine and benzo[h]quinoline with carbon monoxide was also examined. 2.5-ジフェニルピラジンと塩化パラジウム酸リチウムとの反応は,σ-結合を有する2ケパラジウムが入った生成物(2)を与える。エタノール中錯体2と一酸化炭素との反応は2.5-ジ-(エトキシカルボニル)ピラジンを生じた。 2-フェニルピリジンおよびベンゾ[h]キノリンのパラジウム錯体と一酸化炭素との反応についても行った。
- 山形大学の論文
- 1979-02-20
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