図形の敷き詰めに関する一考察 : 鎌倉女子大学における授業実践を通して
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概要
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本研究は、4年制大学の1年生を対象にした「算数(1)」の講義の中で行われた実践授業の1つを通して数学的な視点から「図形の敷き詰め」の意義を考察したものである。学生は算数的活動の一例として図形の敷き詰めに取り組んだ。作品づくりに入る前に「合同な三角形や四角形は平面をすきまなく重なりもなく敷き詰めることができる」という命題を証明した。その後、学生は自分自身の作品をつくることによって、その命題が確かなものになった。敷き詰めの活動は、算数授業の中で作業的・体験的活動をすることの大切さを示していることが明らかになった。
- 鎌倉女子大学の論文
- 2006-03-31
著者
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