島小における学校行事の展開
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
斎藤喜博(1911-81)が学校づくりをすすめた群馬県島小学校(1952-63)では,運動会や学芸会など学校行事のすすめ方を"授業"と同様に発想し,展開していた。授業においては,教師と児童との接点に最大の関心を持ち,島小の教師たちは,児童の可能性をひらく教育実践にうちこんでいたが,同様にして,学校行事の運営にあたって,児童がのびのびと表現活動を展開するよう教材や指導上の工夫をすすめ,特に,児童の表現の事実から指導の展開を工夫していくということについて,舞台演劇の概念である"演出"ということばを使っていた。このことは,動的な教授・学習過程の内実を教師たちがとらえるために必要だったのであり,"みる"ということばとともに,島小独自の実践概念であった。
- 2005-03-25
著者
関連論文
- 島小の教育実践 : 学校行事
- 島小における学校行事の展開
- 島小の教育実践 : 横口(介入)授業の展開とその意味
- 沖縄における現職教育の充実に関する教育実践
- 事中研究の実際
- 学生の表現活動
- 農業における人づくりと学習
- 島小の教育実践 : 初期における学級づくりを中心に
- 島小の教育実践 : 授業づくり
- 和泊町国頭における情報型共同体づくりと子ども・青年の進路選択
- 島小における教職員の力量形成
- 伊江村立西小学校の教育実践
- 学習過程論
- 島小における「解放」と教育
- 島小の教育実践 : 地域と学校
- 表現指導の実際
- 授業づくりを核とする学校づくり運動に関する総合的研究 -島小における表現活動の発生と展開-
- 授業研究を核とする学校づくり運動に関する総合的研究 -島小写真記録の分析を中心に-
- 島小の教育実践-教師教育
- 沖縄の教育実践から見えてくるもの
- 沖縄における学校づくり