Oral Rehydration Solutionに関する歴史的・文献的考察と今後の問題点
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概要
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Oral rehydration therapy(以下、ORT)は、成人コレラ患者の治療法として普及後、乳児下痢症による脱水症の治療法としての効果も認められ、特にWHOやUNICEFの指導と推進により発展途上国で多くの乳児を救命している。また、ORTは脱水症の予防としても有効である。このORTに用いる溶液であるoral rehydration solution(以下、ORS)は、水、糖、電解質の混合液であり、腸粘膜における糖とナトリウム(以下、Na)吸収のメカニズムが理論的に立証されている。ここでは、ORSが発展してきた背景を歴史的および文献的に考察し、今後の問題点や将来の展望を述べることとする。
- 2003-03-31
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