視覚探索における有効視野特性の反応時間と眼球運動による検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to investigate the properties of functional visual fields in visual search processing. Subject's task was to search a target among distractors while EOG was recorded. The target was defined by the difference of the orientation of line segments. The eccentricity of the target was an independent variable and RT and the number of saccades during the stimulus presentation were dependent variables. Although the mean RT and the number of saccades increased as a function of the eccentricity, the increment of RT was not linear. The area in which subjects could find a target within one saccade corresponded the changing point of increment of the RT function. The area was thought as the preattentive sampling areas for the goal of a saccade. The RT increased as a function of eccentricity even when no saccade was observed. The results were discussed in terms of the recent theory of visual search and visual attention.
- 日本基礎心理学会の論文
- 1996-03-31
著者
-
熊田 孝恒
生命工学工業技術研究所
-
斎田 真也
生命工学工業技術研究所
-
熊田 孝恒
産業技術総合研究所
-
口ノ町 康夫
生命工学工業技術研究所
-
口ノ町 康夫
生命工学工技研
-
口ノ町 康夫
生命研 人間情報部
関連論文
- 発達障害児におけるサイモン効果の検討(日本基礎心理学会第28回大会,大会発表要旨)
- 視覚探索課題における非関連単一妨害刺激効果 : 前頭葉損傷患者による検討(研究発表A,AVプレゼンテーション,VII.第18回大会発表要旨)
- ストレスは注意資源を消費するのか?(日本基礎心理学会第28回大会,大会発表要旨)
- フランカー課題における傾きのカテゴリーの効果(日本基礎心理学会第28回大会,大会発表要旨)
- 高齢者の注意・ワーキングメモリ・遂行機能と認知的インタフェース (特集 認知加齢)
- 色または方向のポップアウト課題における誘発磁場
- 高齢者の視覚的短期記憶の特性 : 茨城県里美村における高齢者特性調査・計測報告(2)
- 相対運動からの相対運動検出と奥行き検出
- 運動視差のスケーリングと知覚距離
- 周辺視野における相対速度知覚と運動視差からの奥行き知覚(A-2,VI.第13回大会発表要旨)
- 頭部運動時の運動知覚 : 視聴覚技術
- 刺激反応適合性課題においてみられた潜在的なRubber hand effects(テーマセッション「手」,「手」,「マルチモーダル感覚知覚&統合とその応用」及び一般)
- 認知課題による精神性ストレスの計測 : 宇宙ステーションでの利用をめざして
- 視覚的印付けへの意味変化の影響(日本基礎心理学会第27回東北大会,大会発表要旨)
- 妨害刺激が消失すると注意捕捉は増大する(日本基礎心理学会第26回大会,大会発表要旨)
- 視覚的印付けに伴う抑制の空間的分布(日本基礎心理学会第26回大会,大会発表要旨)
- 視覚刺激のオフセットによる注意の捕捉 : 妨害刺激の特性と加齢差(日本基礎心理学会第24回大会,大会発表要旨)
- 空間的注意の配分に及ぼす標的の出現規則性の効果 : 単純検出課題による検討(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- ターゲット出現位置に対する連続的予期が注意の制御に及ぼす効果(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 心理量の計測
- 色彩表示と立体表示に視覚関連者が果たす役割 : カラーTV, 立体TVを例として
- 高齢者身体機能データベース構築に関する研究 : 視力および色弁別に関する実験的計測について
- 視覚探索における有効視野特性の反応時間と眼球運動による検討
- ポップアウト刺激提示における脳磁界計測
- 高齢者を対象とした駅の案内表示のユーザビリティ調査--認知機能低下と駅内移動行動の関係の分析
- 歩行動作の同期と社会的コミュニケーション(テーマセッション,手,顔,身体表現の認識,理解)
- 歩行動作の同期と社会的コミュニケーション(テーマセッション,手,顔,身体表現の認識,理解)
- 歩行動作の同期と社会的コミュニケーション(テーマセッション1)
- シンクロする歩行 : 二者間の自動的動作模倣(日本基礎心理学会第26回大会,大会発表要旨)
- 高齢者認知工学への展開
- 純音及び低域通過雑音に対する高齢者のラウドネス関数の測定
- 報知音等の評価のための生活環境音データベースの構築
- 高齢者の視野探索特性 第3報
- 高齢者特性とユニバーサルデザイン
- 報知音等の評価のための生活環境音データベースの構築
- 高齢者の視野探索特性第3報
- 高齢者に親和性のあるヒューマンインタフェース
- 高齢者の視野探索特性
- 前・後期高齢者の視野探索特性の比較
- コンテンツ理解のプロセスに関わる脳活動計測(日本基礎心理学会第26回大会,大会発表要旨)
- 自閉症者と健常者の顔情報処理方略の比較 : classification image法を用いて(テーマ関連セッション1)
- 自閉症者と健常者の顔情報処理方略の比較 : classification image法を用いて(テーマ関連セッション1,顔・ジェスチャの認識・理解)
- 自閉症者と健常者の顔情報処理方略の比較 : classification image法を用いて(テーマ関連セッション1,顔・ジェスチャの認識・理解)
- 単一要素検出・弁別課題におけるポップアウトプライミングと反応プライミング(発表要旨,日本動物心理学会第61回大会・日本基礎心理学会第20回大会合同大会)
- ポップアウトの試行間促進効果に対するトップダウン制御(研究発表A,AVプレゼンテーション,VII.第18回大会発表要旨)
- 複数目標探索課題によるトップダウン,およびボトムアップ処理特性の検討
- C-01 複数目標探索によるボトムアップ処理特性の検討
- 複数目標探索によるボトムアップ処理特性の検討(研究発表C,IV.第16回大会発表要旨)
- 左右半視野間と半視野内における色あるいは形の異同判断(発表要旨,日本基礎心理学会第21回大会)
- 継次提示文字の順序知覚の失敗現象(発表要旨,日本動物心理学会第61回大会・日本基礎心理学会第20回大会合同大会)
- 形と色の結合探索における三次元的手がかりの有効性(研究発表G,VII.第19回大会発表要旨)
- 形特徴から復元された奥行き関係や三次元形状と色特徴の結合探索
- 視覚における特徴統合機能の加齢による変化 : 茨城県里美村における高齢者特性調査・計測報告
- 1-5 感性への認知科学的アプローチ(1.感性情報学の方法論,感性情報学)
- 手の左右判断課題にみられた右手優位性(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- 文脈手がかりの獲得過程における注意の系列的移動の役割(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- 反応時間のLOC分析に基づく視覚的注意制御過程の解析とモデル化(心理実験データに基づく視覚過程の分析とモデル化)
- 乳児におけるポップアウトの試行間促進効果の検討(日本基礎心理学会第27回東北大会,大会発表要旨)
- 高齢者を対象とした駅の案内表示のユーザビリティ調査 : 認知機能低下と駅内移動行動の関係の分析
- 注意を向けること (特集 赤ちゃんの見る・聞くの発達) -- (統合する力)
- 課題非関連な形態情報が視覚探索に与える影響(日本基礎心理学会第25回大会,大会発表要旨)
- 反応復帰過程が課題に対する構えの抑制に及ぼす影響(日本基礎心理学会第24回大会,大会発表要旨)
- 視聴覚情報処理の時間的特性に関する基礎的研究(「感性情報処理の基礎と応用」及びヒューマン情報処理一般)
- 反応表象が視覚認知に及ぼす影響とその加齢の効果(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- 注意の空間的安定性に及ぼす加齢の効果(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- サイモン課題遂行中の他者の行為の知覚に及ぼす加齢の影響(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- 企画の趣旨(感覚-知覚-行動の神経基盤を探る,第22回大会 シンポジウム1)
- 位置に関連した選択反応に及ぼす記憶の影響(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 選択反応におけるカテゴリーに基づく干渉効果(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 記憶に基づくサイモン効果(発表要旨,日本基礎心理学会第21回大会)
- 3次元映像表示技術の現状と将来 (特集 拡がりゆく映像ビジネス)
- 2P021 ラットの放射状迷路win-shift/win-stay行動における付加報酬の選択性
- 視覚探索-13完-視覚探索研究の展望
- Popout検出の促進における手がかりレベルの影響と脳活動部位(研究発表B,VI.第17回大会発表要旨)
- Classification Imageを用いた顔情報処理における個人差の検討(顔・コミュニケーション関連)
- Classification Imageを用いた顔情報処理における個人差の検討(顔とコミュニケーション)
- 文脈手がかり効果の時空的特性(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 位置、特徴、オブジェクトへのトップダウン的注意とその脳活動
- A-03 対象の知覚における特徴処理と空間的注意
- 注意の捕捉に伴う位置プライミングに対する目標次元切り替えの効果(研究発表A,VII.第19回大会発表要旨)
- 目標計数課題における位置プライミング(研究発表A,VII.第19回大会発表要旨)
- A-03 対象の知覚における特徴処理と空間的注意(研究発表A,VII.第19回大会発表要旨)
- 視覚的印付けの空間的記憶表象について(研究発表A,AVプレゼンテーション,VII.第18回大会発表要旨)
- 考古学的カテゴリーの獲得過程についての検討 : 事例への接触経験がカテゴリー構造におよぼす変化(日本基礎心理学会第27回東北大会,大会発表要旨)
- 視覚認知への比較認知科学的アプローチの可能性(融合講演,日本動物心理学会第61回大会・日本基礎心理学会第20回大会合同大会,大会)
- 視覚手がかりの印象と注意を誘導する効果との関係
- 課題非関連な刺激と探索属性の関係がポップアウトに与える影響(日本基礎心理学会第24回大会,大会発表要旨)
- ターゲット位置に対する短期記憶が方位のポップアウトに与える影響(日本基礎心理学会第23回大会,大会発表要旨)
- ポップアウト検出の促進における先行位置手がかりの効果(研究発表A,AVプレゼンテーション,VII.第18回大会発表要旨)
- 特徴探索における次元加重特性と脳活動部位(研究発表C,IV.第16回大会発表要旨)
- 視覚探索 : 現象とプロセス
- 4.視覚探索(ヒューマンビジョン)
- 顔刺激に対する視覚的注意の予備的検討 : 視覚認知の生涯発達モデルの構築をめざして
- 注意--視覚的探索を中心に (特大号・認知科学)
- 視覚探索における探索特性の課題依存性(セッションB,VI.第15回大会発表要旨)
- ポップアウトする複数目標刺激の視覚探索特性(A-1,VI.第14回大会発表要旨)
- 高齢者の感覚・認知機能変化と行動変化 : 茨城県里美村における高齢者特性調査・計測研究(1)
- 中心視と近中心視における視覚探索特性の検討(2) : 刺激サイズの効果(A-1,VI.第13回大会発表要旨)
- フランカー課題における特徴類似性と弁別カテゴリーの影響
- 運動視差に基づく奥行知覚における頭部運動速度(VI.第12回大会発表要旨)