立体高次局所自己相関特徴を用いた複数移動物体の同時認識
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概要
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移動物体の認識は,監視カメラシステム,ITS(高度道路交通システム),ロボットの視覚などにおいて重要な課題である.特に,スケールやスピードの様々な複数の移動物体が想定される場合,それらを高速かつロバストに認識することは非常に困難である.本研究では,立体高次局所自己相関特徴の加法性より,全休の特徴値が個々の移動物体の特徴値の線形結合で表現できることを利用し,複数の移動物体を切り出すことなく同時に認識する手法を提案する.実験では,歩行者の同時認識・計数を行うことで有効性を検証し,様々なスケールやスピードの人が混在するより実際的な場合においても対応できることを示す.
- 2006-10-13
著者
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大津 展之
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
下畠 康幸
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
大津 展之
東京大学大学院情報理工学系研究科:産業技術総合研究所
-
大津 展之
東京大学工学部機械情報工学科:産業技術総合研究所
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