複数人動画像からの異常動作検出(テーマセッション(3))(CVのためのパターン認識・学習理論の新展開)
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概要
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セキュリティ分野における映像監視や老人介護のモニタリングシステムなどへの応用を踏まえ,固定カメラによる複数人動画像からの異常動作検出の手法を提案する.本手法では,画面内で頻繁に行われる動作を通常動作とし,異常動作をその通常動作の特徴分布から逸脱するものとして定義する.動作特徴として立体高次局所自己相関特徴を用いており,この特徴の加法性の性質と部分空開法を組み合わせることによって,画面内に複数人いる場合でも,個々の人物の切り出しやトラッキング無しで学習および検出することができる.実験では,複数人の歩行者の中での転ぶ動作を異常動作として検出し,手法の有効性を確認した.
- 2004-09-04
著者
-
大津 展之
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
南里 卓也
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
大津 展之
東京大学大学院情報理工学系研究科:産業技術総合研究所
-
大津 展之
東京大学工学部機械情報工学科:産業技術総合研究所
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