モデルとメタモデル技術の動向と期待 : モデルと情報の意味的共有の課題(経営や情報技術双方の知識や立場を越えた相互理解を醸成するモデリング及びモデリングフレームワークを研究する)
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概要
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情報技術分野におけるモデル化はデータベース設計やソフトウェア開発のための仕様技術として発展してきた。しかし、eビジネスの普及に伴い、地域や企業を超えたビジネス連携を可能とする電子諸取引、SOA、Webサービス統合がモデル共有の実現を急務としている。Web2.0として喧伝されているイメージも情報の意味的な共有を前提とし緩やかな情報モデルの共有を求めている。モデル共有はモデル化機能の共通化だけでなくモデル要素の共通化が必須となる。本稿では、モデル共有と意味的な共有を可能とするための課題を述べ、モデル共有を可能とするためのメタモデルと、日本・中国・韓国で共同開発している国際規格「メタモデル相互運用枠組み」規格についても紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-08-18
著者
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