垂直磁気記録媒体へのサーボパターンの磁気転写の可能性(磁気記録に関わる材料及びシステムの開発と評価)
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概要
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磁気転写は将来の高速高精細のサーボ信号記録法の候補と考えられている。垂直磁気記録媒体への磁気転写には、垂直磁界を印加して転写する「ビット転写(BP)」と面内磁界を印加して転写する「エッジ転写(EP)」との2種の方法がある。両者を実験で比較すると、EPはDCフリーとなること、高S/Nであること、8から19次の高次のRROが小さいことの特徴を示した。シミュレーションからはEPは転写のフリンジが小さいことが確認された。更に55nmのビット長の転写/再生も確認でき、これ等のことから、EPは300Gbits/inch^2以上のサーボト信号記録法となりうる可能性を有していると考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-06-29
著者
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小峰 啓史
茨城大学工学部
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杉田 龍二
茨城大学工学部
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西川 正一
富士写真フイルム(株)
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安永 正
富士写真フイルム(株)
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長尾 信
富士写真フイルム(株)
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石岡 利英
富士フイルム株式会社記録メディア研究所
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安永 正
富士フイルム株式会社記録メディア研究所
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長尾 信
富士フイルム株式会社記録メディア研究所
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若松 哲史
富士写真フイルム株式会社 記録メディア研究所
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宇佐 利裕
富士写真フイルム株式会社 生産技術センター
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石岡 利英
富士写真フイルム株式会社 記録メディア研究所
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ICHIKAWA K.
Research & Development Lab., Fuji Photo Film Co., Ltd.
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安永 正
富士写真フィルム(株)記録メディア事業部 記録メディア研究開発センター
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西川 正一
富士写真フイルム株式会社 記録メディア研究所
-
宇佐 利裕
Research & Development Lab., Fuji Photo Film Co., Ltd.
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