SQUIDを用いたリモートNDE(SQUID,一般)
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概要
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SQUID(超伝導量子干渉素子)を用いた非破壊検査(NDE)では、試験片とSQUIDの距離をできるだけ小さくし、感度を高くして測定する。しかし、非破壊検査の検査対象は密着して測定できないものも多い。そこで、今回は試験片とSQUID間の距離を広げたリモートNDEを検討した。試験片には、アルミニウムおよび鉄板を用い、表面の欠陥検出を想定した貫通穴の測定を行った。試験片とSQUID間の距離を5cmにしたリモートNDEにおいても試験片の表面傷信号を検出し、SQUIDを用いたリモートNDEの可能性を示すことができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-06-29
著者
-
糸崎 秀夫
大阪大学
-
沖田 一剛
大阪大学
-
都築 理志
大阪大学
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糸崎 秀夫
大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻電子光科学領域
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糸崎 秀夫
大阪大学基礎工学部
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作田 健
大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻電子光科学領域
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作田 健
大阪大学基礎工学部電気工学科
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沖田 一剛
大阪大学基礎工学部
-
都築 理志
大阪大学基礎工学部
-
作田 健
大阪大学基礎工学部
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