螢光顕微鏡法によるマルタニシ及びカワニナの異型精子の比較生体観察
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概要
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マルタニシ及びカワニナの異型精子をAcridinorangeで生体螢光処理して, 螢光顕微鏡で観察し, 若干の考察を加えた.何れの異型精子も鏡下で, 構造に一致する美麗な螢光を発して運動する様子が見られた(Pls.25, 26).個々の観察結果は一括して表に示す通りである(Table 1).之等の螢光像は容易且つ速かに得られるので, 螢光顕微鏡法は異型精子の観察に有用な一手段であると考える.
- 1961-12-31
著者
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