Si(110)基板上CMOSトランジスタ特性のGate酸化プロセス依存性(ゲート絶縁膜,容量膜,機能膜及びメモリ技術)
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概要
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Si(110)基板上にCMOSトランジスタを形成し、正孔移動度のGate酸化プロセス依存性評価を行った。評価を行った酸化プロセスは、ラジカル酸化及びRTO酸化である。評価の結果、ラジカル酸化の正孔移動度はRTO酸化よりも約10%大きいことが分かった。また、TEM解析の結果、ラジカル酸化のSiO_2/Si界面ラフネスはRTO酸化膜よりも改善していることが確認された。ラジカル酸化では界面ラフネス散乱が低減された為、正孔移動度が向上したと考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-06-14
著者
-
加藤 孝義
ソニー(株)半導体事業グループ セミコンダクタテクノロジー開発本部
-
王 俊利
ソニー(株)
-
平野 智之
ソニー(株)
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田井 香織
ソニー(株)
-
岩元 勇人
ソニー株式会社
-
桧山 晋
ソニー株式会社
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王 俊利
ソニー株式会社
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加藤 孝義
ソニー株式会社
-
平野 智之
ソニー株式会社
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田井 香織
ソニー株式会社
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