対象物の遠近撮影画像による高精細三次元モデル構築に関する検討(一般セッション(2),データ工学とメディア理解との融合)

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概要

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情報機器の発達した現在において利用される三次元モデルは,より高精細なモデルが要求されるようになっている.そこで,本研究では画像からの高精細三次元モデルの構築を行う.画像を利用した三次元形状の復元では,それぞれの画像上で対応する特徴的な点を探索する必要がある.しかし,復元対象全体から取得した画像では,解像度の関係から遠景部分,または細かい形状部分の対応点取得が困難である.そこで,高精細三次元モデルの構築手法として複数の復元モデルの統合を行う手法を提案する.はじめに,詳細な部分に対し接近して画像を取得し,この画像から三次元復元を行いことで詳細な部分の復元モデルを構築する.同様に対象全体を写した画像を取得し,復元を行うことで全体的な復元モデルを用意する.この全体を復元されたモデルに詳細部分のモデルを統合し,高精細三次元モデルを構築する.最後に,実画像を用いた実験により三次元モデルの高精細化を確認する.
2006-06-09

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