デジタル衛星放送を考慮した圧縮階層符号化方式の検討
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概要
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現在次世代衛星放送に向けた研究が行われており,21GHz帯の使用が決まり降雨減衰補償技術の確立が急務となっている.降雨時に全国全域が雨に見舞われるとは考えにくく、現行サービスでは晴天時でも一部の降雨地域に合わせた変調方式を選択しなければならない状況も考えられる.そこで各地域の受信状況に応じて自動的にサービス品質制御を行える圧縮階層符号化方式を提案し,階層化した圧縮データのうちベース層に集中的に誤り訂正を施すことで、降雨地域には最低限ベース層のみを送り、晴天地域にはベース層・エンハンス層両層を送り通常品質のサービスを行う.本方式はサービス限界も向上され補償技術の一手法として十分に効果がある.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-02-15
著者
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富永 英義
早稲田大学
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三好 匠
芝浦工業大学大学院工学研究科
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淺谷 耕一
工学院大学
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佐々木 信幸
通信・放送機構 早稲田リサーチセンター:早稲田大学国際情報通信研究センター
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佐々木 信幸
通信・放送機構早稲田リサーチセンター:早稲田大学国際情報通信研究センター
-
大津 徹
日本電信電話株式会社未来nttねっと研究所ワイヤレスシステムイノベーション研究部:(現)株式会社nttドコモワイヤレス研究所
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三好 匠
芝浦工業大学 システム工学部 電子情報システム学科
-
牛久保 宏徳
早稲田大学理工学部電子・情報通信学科
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大津 徹
早稲田大学国際情報通信研究科
-
石田 則明
早稲田大学国際情報通信研究科
-
大津 徹
株式会社NTTドコモ
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石田 則明
早稲田大学大学院国際情報通信研究科
-
大津 徹
早稲田大学 国際情報通信研究科
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大津 徹
Ntt
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牛久保 宏徳
早稲田大学 理工学部 電子・情報通信学科
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