LEDテールランプとイメージセンサを用いた可視光車車間通信および測距方式の検討(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理,符号理論,一般)

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概要

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本稿では普及が進んでいるLEDテールランプと車載イメージセンサを用いた可視光車車間通信および測距方式を提案する.LEDテールランプを高速で光強度変調することで通常の照明としての利用をしつつ同時に情報の送信機として利用することができる.そして高速なイメージセンサにより復調を行う.受信機としてイメージセンサを用いることで,従来の単一のフォトダイオードを用いた方式と比較して背景光雑音に強くなり,640×480のイメージセンサを用いたとき昼ではおよそ70m,夜ではおよそ1400mまでの距離でBER≦10^<-6>での車車間通信が可能であることが分かった.更に,従来方式では実現が困難であったどの車両からの情報であるか送信元の特定も容易に行うことができる.また,従来の測拒方式のようにレーダー装置を搭載することなく,60mまでの距離で誤差2m以内で測距が可能であることが分かった.
2006-02-28

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