授業評価の試み : 「教育学」の事例
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概要
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本稿は、保健福祉学科の必修授業科目「教育学」(1年次後期開設)についての授業評価アンケート調査結果の考察である。その結果、講義の声が聞き取れたことや詳細な講義レジュメを配布して勉強の役に立ったことについては評価が得られた。また、講義内容が系統的に整理されていたこと、話すスピードがよかったこと、教える側に意欲が感じられたこともやや肯定的に評価された。しかし、講義レジュメのわかりやすさ、講義内容の理解のしやすさについては評価が低かった。したがって、授業の形態や方法といった授業への取り組み方に満足している場合は、授業にたいする全体的な満足度も肯定的であり、講義レジュメのわかりにくさ、講義内容の理解のしにくさといった授業内容に対する評価が低い場合は、全体的な満足度も低いことが示された。それゆえ授業内容に関する改善が必要であることがわかった。
- 東北文化学園大学の論文
- 2003-03-31
著者
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