電子ジャーナル事業の確立と課題 : 日本化学会の取り組み(第2回情報プロフェッショナルシンポジウム INFOPRO2005ラウンドミーティング その2)
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概要
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日本化学会は1989年から英文論文誌の電子化に着手し,試行錯誤の末,J-STAGEを効果的に利用した日本独自の電子ジャーナルを構築した。その結果,読者数の増大と,投稿数の増大につながり,出版期間の短縮と事業収支の改善にも成功した。この結果を踏まえて,2005年より電子ジャーナルの有料化を開始し,一定のアクセスを確保しながら電子ジャーナルの購読管理体制を整えることができた。本稿では,日本化学会電子ジャーナル事業の現状と,オープンアクセスへの対応,さらに,より良質のジャーナルを目指して行っている取り組みを紹介し,日本の学会系英文誌出版の課題について考察する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2006-04-01
著者
-
林 和弘
日本化学会
-
太田 暉人
日本化学会
-
小川 桂一郎
東京大学
-
林 和弘
(社)日本化学会
-
太田 暉人
(社)日本化学会学術情報部
-
小川 桂一郎
(社)日本化学会学術情報部
-
太田 暉人
(社)日本化学会
-
林 和弘
日本化学会:国際学術情報流通基盤整備事業運営委員会
-
林 和弘
公益社団法人日本化学会学術情報部
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