スウェーデンにおける20歳前後の障害者教育制度(<特集>教育年限の延長と専攻科)
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概要
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スウェーデンにおける20歳前後の障害者教育制度の特徴は、「だれでも、いつでも、どこでも、ただで」学習が保障されるリカレント教育と、個別の学習計画の作成などに象徴される「個のニーズに応じる教育」である。青年期の知的障害教育の形態は、知的障害高等学校の就学年限延長のみならず、知的障害成人学校、国民高等学校、成人学習サークルなどがある。修学支援策として専任のコーディネーター配置やオンブズマン制度、障害者を対象とした通信教育なども準備される。実際の教育は、支援つき寄宿舎付設の国民高等学校の設置、職場が学習機会を保障する生涯学習社会の具体化などであり、各個人の障害による特別な教育的ニーズに応じる教育の保障をめざす。
- 全国障害者問題研究会の論文
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