我が国における農薬の消費動向
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概要
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我が国における農薬消費動向について,主に昭和40年代中期以降の農薬に関わる法規制の強化と技術進歩,それらに伴う有効成分を中心とした農薬の質的変化,価格上昇,さらに農薬に特有な有効成分ベースの分析の必要性などを考慮しつつ,『農薬要覧』を用い,時系列的に再吟味を行った.総体としては,従来の一般的見解であった「農薬多投化」は必ずしも進展しておらず,農薬消費は横這いから減少傾向にある.また,この傾向は,土壌消毒剤の特異的な増加傾向とその他の剤の質的変化を伴った減少傾向という二面性の総和として理解できる.
- 千葉大学の論文
- 1997-03-28
著者
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