日本手話の大分類に関する一検討(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)

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概要

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本報告は、「わたしたちの手話」(全日本ろうあ連盟)に掲載されている手話4,122語のうち単純な手話2,454語を対象として、動きを中心とした記述パラメータを用いた分類結果を述べる.手話は、動きが中心なことばであると考えられることから、従来から検討されている「手の形」の特徴を全く使わない手話記述パラメータ群を述べる.このパラメータ群によって,すべての手話を一義的に分類することはできないが、254個の手話集合に分割できる.分類の結果、単一単語の集合が41個と最も多く、分割集合の単語数(大きさ)が40個未満となるように分類できることがわかる.また、分割集合の平均大きさは8.89となる.分割集合の個数は、集合大きさに逆比例することもわかる.この結果は、記述パラメータ群を用いた手話単語検索にも利用できると考える.
2006-03-15

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