手話情報通信サービスの社会的要因に関する一検討
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概要
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本報告は、携帯テレビ電話などの映像伝送系(メディアコミュニケーション)を利用した手話コミュニケーションサービスの構築を、主として社会的要因の視点から議論する.先の報告で述べたように、手話によるコミュニケーションサービスの利用者は、手話ということばを使用している聴覚に障害がある特別な人たちのみだけではなく、日常生活で日本語を使用している聴者も同じように利用者となる.また、サービスの構築はメディアコミュニケーションの技術的な側面だけでなく、社会的な側面からの検討も重要であることがわかる.本報告では、社会的な要因を中心として、サービス提供のための課題を社会システムの構築とそのための運用という観点から議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-13
著者
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鎌田 一雄
宇都宮大学工学部
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湯山 一郎
宇都宮大学
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山本 英雄
(株)kddi研究所
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山本 英雄
宇都宮大学大学院工学研究科
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湯山 一郎
宇都宮大学・工学部・情報工学科
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湯山 一郎
宇都宮大学大学院工学研究科
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塩野目 剛亮
東北大学大学院教育情報学研究部
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塩野目 剛亮
宇都宮大学工学部情報工学科
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鎌田 一雄
宇都宮大 工
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山本 英雄
Ntt情報流通プラットフォーム研究所
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山本 英雄
宇都宮大学
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鎌田 一雄
宇都宮大学大学院:(株)日本信号
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塩野目 剛亮
宇都宮大学大学院工学研究科
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塩野目 剛亮
筑波技術大学産業技術学部
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鎌田 一雄
宇都宮大学
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山本 英雄
早稲田大学理工学術院情報理工学科
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