デフレ経済と金融政策の政策目標
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本において、デフレ対策として量的緩和政策がとられてきた。その政策は、インフレ率とリンクした金融緩和政策であった。インフレ率を政策目標とした金融政策が、経済安定化にとってどのような意味を持つかを、他の政策目標と比較して検討した。「流動性の罠」の状況において、供給ショックが支配的な場合、産出量の変動を小さくするという観点から、インフレ率が政策目標として優れているが、他の場合には貨幣供給量が優れていることがわかった。
- 摂南大学の論文
著者
関連論文
- 乗数理論と財政政策の再考察
- 不確実性の下での意思決定と期待効用仮説の一般化
- 賃金の物価インデックス化と金融政策
- デフレ経済と金融政策の政策目標
- 不確実性の下での金融政策のコミットメント
- アニマル・スピリッツの再考- ケインズと「不確実性」の経済学 -