台湾における漆工芸に関する調査報告
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概要
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本調査報告は、台湾の漆工芸に関する調査報告であり、次の二つの部分からなる。ひとつは、教育という視点からみた台湾における漆工芸の歴史と現状に関する部分であり、もうひとつは、若手の漆芸作家を通してみた漆芸の技法に関する部分である。台湾の漆芸は歴史的には中国大陸の福建省の影響を受けてきたが、1920年代以降は日本の漆工芸の影響を色濃く受けている。戦前日本で漆芸を学んだ頼高山氏や王清霜氏らにより日本の漆芸の技法が台湾の漆芸に受け継がれ、現在では台湾の伝統工芸の陶器に漆工芸を取り入れた新たな展開が見られる。
- 富山大学の論文
- 2004-03-15
著者
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