シンガポールの初等教育における華語教育 : 南華小学校の場合
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概要
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多民族目家シンガポールでは国語のマレー語以外に,公用語として、英語、華語(標準中国語),タミール語が認められている。この多言語社会における言語環境に関しては,シンガポールに関する書籍のほとんどにおいて述べられており,学校教育においても二言語教育政策がとられていることは,よく知られている。すなわち,初等教育の段階から,英語を第一言語とし,民族語を第二言語とする二言語教育が行なわれてきた。しかし,1992年以降,教育制度の改革が行われ従来の二言語教育にも少なからぬ変化が見られる。本稿では,初等教育段階における言語教育(華語教育)の実態と問題点について,南華小学校を例に考察するものである。
- 富山大学の論文
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