大阪府下の肢体不自由養護学校における給食指導 : アンケート調査による検討
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概要
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肢体不自由養護学校における給食指導の実態と, それに携わる教員の意識について, 大阪府下の5校の養護学校でアンケート調査を行った。普通食を食べている児童・生徒はほぼ半数であり, それ以外は障害の状態に合わせた段階食が供されていた。児童・生徒の4割以上が全介助を受けており, 約半数に咀嚼の, 3割程度に嚥下の問題があった。教員は, 安全に食べさせることを最も重視して指導にあたっているが, 8割以上の教員が安全に対する不安を感じたことがあると回答した。大多数の教員が給食指導を重要な領域と認識している反面, 指導に対する不安や心理的・肉体的な負担感を抱いている者も多く, 情報提供や研修の機会を強く求めていた。
- 2004-09-30
著者
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