産能短期大学卒業生支援システムのあり方
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概要
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産能短期大学通学課程第1部卒業生の支援システム作りのために, 卒後20年以内の20〜30歳代の卒業生が母校に望むことについてアンケートおよびインタビュー調査した。アンケートは無作為に3000名に郵送し, 394名から返送され, 回収率13.1%であった。インタビューは, 座談会形式で6名に実施した。その結果, 卒業生が母校に期待することは, 卒業生の年齢による生活環境変化が大きく影響し, 志向や要望内容も幅広いことが明らかになった。本学としては一方的なサポートのみでなく, 卒業生と本学との協働によるシステム作りが必要であることが分かった。調査結果に基づいて, 支援システムの基盤としての卒業生データベース試作と Web ページ制作を試行した。今後の課題としては, (1) 卒業生のライフスタイルに合ったニーズ把握, (2) Web ページの立ち上げとメンテナンス, (3) 時代にあった発信方法の検討, (4) 卒業生組織との本学との協働, (5) パソコン授業におけるTA (Teaching Assistant) の領域拡大を挙げることができる。
- 自由が丘産能短期大学の論文
- 2004-03-25
著者
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