高校生自転車競技における傷害とその発生要因に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this paper was to obtain information the occurrence of cycling injuries in high school cyclists. Questionnaires were mailed out to 28 teams, a total of 271 competitive cyclists (257 male and 14 female). The response rate was 85.0%. The main results were as follows : 1) The injury rate among all cyclists was 73.8%, with such injuries as abrasion (60.5%), bruises (38.4%), cutting (20.5%), sprain (11.4%) and fracture (10.3%). The most common injured parts of the body were the elbow, shoulder and knee. Characteristically, most injuries occurred on the lower body and left side of the body. 2) Accidents occurred during road practice, track practice, road race and track race in that order. The most common causes of injuries were into contact with other riders and personal mistakes. Every cyclist will eventually fall, and the injuries of high school cyclists who are beginners can be diminished by thorough teaching of the fundamental riding skills in a pack and knowing how to fall. In addition, it is important that they were protection such as helmets, clothing and cycling gloves. 3) The rate for aches and injuries from overpracticing was 66.4% among all cyclists including back pain (37.4%), saddle sores (37.0%), numbness and pain in the hand (ulnar nerve or cyclist palsy) (23.4%), and knee pain (patella chondromalacia) (22.3%). It is important to consider a training plan and to understand and prevent cumulative fatigue, individual exercise ability, and the physical development of frames and muscles for competitive cyclists starting in high school.
- 2001-11-01
著者
-
中川 武夫
中京大学体育学部
-
中川 武夫
中京大体育
-
武田 美紀
蒲郡海洋開発株式会社
-
武田 美紀
中京大学大学院体育学研究科
-
中川 武夫
中京大学
-
武田 美紀
中京大学体育学部
-
中川 武夫
中京大学大学院体育学研究科健康科学系
関連論文
- 650. 下腿三頭筋に対する各種他動的ストレッチングによる足関節背屈角度および筋出力(リハビリテーション・運動療法,一般口演,第63回日本体力医学会大会)
- 684 脳血管疾患患者疾患別における回復状況 : FIM解析などを用いて(神経系理学療法,一般演題(ポスター発表演題),第43回日本理学療法学術大会)
- 371_FIMを用いた転倒者の分析(生活環境支援系理学療法5, 第42回日本理学療法学術大会)
- 413. 深夜労働を含む勤務時24時間血圧変動 : 高血圧者と正常血圧者の比較(労働生理,一般演題,第65回日本産業衛生学会)
- 7.深夜労働を含む勤務時24時間血圧変動(一般演題,平成3年度東海地方会学会)
- 405. 交替制勤務者の血圧変動(労働生理,一般演題,第63回日本産業衛生学会・第48回日本産業医協議会)
- 229. 交替制勤務者の血圧について(1)(労働条件,一般演題,第62回日本産業衛生学会・第46回日本産業医協議会)
- 12.振動障害における交感神経活動評価の試み : 微小神経電図法を用いて(一般演題,昭和63年度東海地方会)
- 大学生の健康診断受診行動と健康関連生活習慣の関連
- 大学生の定期健康診断における未受診者の特徴
- 大学生における肥満度別にみた血液検査異常率
- 大学生における体脂肪率および体重の変動と血圧変動の関連
- 大学生の血液性状 : BMIで分類した"やせ"との関連
- 中京大学の新入学時健康診断 : 血液、血液生化学検査の有用性の検討
- 大学生における血液検査値の性差および学部差 : 中京大学豊田学舎1995年度入学生の検査結果から
- 105E30512 高校生の自転車競技選手における外傷と障害(保健)
- 女子スポーツ選手における腰痛とMRI所見 : 腰椎椎間板変性と椎間板ヘルニア
- 睡眠行動の調査法に関する研究 : 日記調査とアンケート調査の比較
- 睡眠日記による児童の睡眠行動の統計的性質に関する研究
- 義務教育年齢における骨折経験率の親子の比較
- 3.下腿三頭筋に対する各種Stretchingの筋柔軟性効果 : 関節可動域測定法による検討(一般口演,第12回日本体力医学会東海地方会)
- 高齢者の全身持久性体力と主観的幸福度との関連
- 地域における高齢者の主観的幸福感とその関連要因について
- 職業性ストレスと自律神経機能に関する検討
- 6歳女児に発症した縄跳びによる腓骨疲労骨折の1例
- 市民マラソン大会出場当日における自己健康調査の有用性と限界
- ゴルフスイングによると考えられた「下位頚椎・上位胸椎棘突起疲労骨折」の3例
- 刈谷市における生涯スポーツ教育活動について
- 316.高齢者のDynamic動体視力
- 25.カルテからみた労災統計 : 健保カルテ中の業務上疾病(一般演題,昭和62年度東海地方会)
- 519 バイクによる郵便配達業務についての分析(騒音・振動,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 7.慢性ベリリウム肺と思われる一例(昭和61年度東海地方会)
- 50. 断眠によるパフォーマンスの変化 (労働生理・疲労)
- 多関節筋に対するストレッチング : 起始, 停止とその作用に着目した手技の神経筋生理学的メカニズムから臨床およびスポーツ競技への応用について
- 剣道難聴の研究
- 高校生自転車競技における傷害とその発生要因に関する研究
- 女性自転車競技選手のスポーツ傷害に関する調査
- 女子自転車競技選手の鵞足部疼痛
- 日本の在宅高齢者における痴呆の有病率 : 愛知県の1983年と1996年調査の比較研究
- 1032202 ハンドボール傷害の疫学的研究 (第1報) : 競技水準と度数率、強度率の関連
- ハンドボール競技のゲーム分析 : -速攻について-1991全日本学生ハンドボール選手権大会 女子の試合から
- 103なB06 女子スポーツ選手における腰痛とMRI画像所見との関連
- 下腿三頭筋に対する二種の他動的 stretching が足関節背屈角度に友ぼす影響
- 気分・行動・食欲・睡眠の季節性変動に関する疫学調査 : 第1報
- 心拍数に基づいて全身持久性トレーニング負荷を決定する際の作業流れ図 : 碧南市健康増進事業における実践例から
- 大気汚染地域に居住する慢性閉塞性肺疾患患者の喀痰細胞診について
- 68.大気汚染地域に居住する慢性閉塞性肺疾患患者の喀痰細胞診について(呼吸器2, 一般講演, 第21回日本臨床細胞学会総会記事)
- 27.大気汚染地域に居住する慢性閉塞性肺疾患患者の喀痰細胞診 : 第2報(呼吸器, 示説, 第20回日本臨床細胞学会総会抄録)
- ハンドボール競技選手のスポーツ傷害と傷害後の受診行動に関する調査研究-第2報日・韓の比較と後遺症に関与する因子の検討-
- ハンドボール競技選手のスポーツ傷害と傷害後の受診行動に関する調査研究-第1報日・韓における傷害の実態-
- 290.ハンドボール競技選手のスポーツ傷害と傷害後受診行動に関する研究
- 13.ハンドボール選手における傷害調査(第1回日本体力医学会東海地方会)
- 発作性上室性頻拍患者の Quality of Life : カテーテル・アブレーションの影響
- 16. 果樹園作業者の上肢挙上姿勢の影響 (昭和57年度東海地方会)
- 272. 梨,りんご栽培果樹園労働者の労働負担と健康 (頸肩腕障害)
- 踵骨骨梁面積率のスポーツ種目間差異
- 大学運動クラブ学生における等速性筋力特性 : 1998・1999年度の学生を対象として
- 女子スポーツ選手におけるMRI画像からみた腰椎アライメントと腰痛との関連について
- 女子スポーツ選手におけるMRI撮影を使用した腰痛調査
- バレーボールが身体部位別骨塩量に与える影響
- 大学体育クラブ学生の整形外科的傷害実態調査
- 児童の睡眠行動に関する研究 (1) : 質問紙調査による睡眠習慣の検討
- 調剤機器の騒音による調剤室職員への影響
- 327. 国有林における振動障害予防のための保健対策,作業方法の改善,機械改良について(振動,一般演題,第57回日本産業衛生学会・第36回日本産業医協議会)
- 振動障害検診の冷水浸漬法について : 5℃浸漬法と10℃浸漬法の比較
- 186. 振動障害健診における冷却負荷法の検討 (振動)
- 146. 振動障害の早期診断における10℃冷却負荷の方法について (振動)
- 7.オートバイのハンドルの振動 : ダミー質量の効果(2)(一般演題,平成4年度東海地方会)
- 直進走行中のオートバイのライダの腕の緊張
- 716 オートバイのハンドルの振動軽減のための"ダミー質量"の効果-その2-(振動,一般講演,第61回日本産業衛生学会・第44回日本産業医協議会)
- 516 オートバイのハンドルの振動とライダーの腕の緊張(騒音・振動,一般講演,第58回日本産業衛生学会・第38回日本産業医協議会)
- 302. オートバイのハンドルの振動 : 振動低減のためのダミー質量の効果(振動,一般演題,第57回日本産業衛生学会・第36回日本産業医協議会)
- 174. 汎用小型オートバイのハンドルの振動 (振動)
- 82. 走行時におけるオートバイの座席の振動 (振動)
- 210. 走行時のオートバイのハンドルの振動と把持力 (振動)
- 21. 走行時におけるオートバイのハンドルの振動 : 前輪懸架装置の影響 (昭和55年度東海地方会)
- 舗装路上走行時におけるオートバイのハンドルの振動
- 圧雪路上走行時のオ-トバイのハンドルの振動--車輪特性の影響
- 92. オートバイのハンドルの振動 : 車種による特性 (振動)
- 大学運動クラブ学生の下肢等速性筋力の特徴
- 大学体育クラブの整形外科的障害実態調査
- 大学体育クラブ学生の腰痛罹病状況
- 保健体育科教育実習生の教員志望, 適性評価等の分析
- 中学生運動部員のスポーツ障害の発生原因
- 日本競輪学校生徒の落車事故の実態とその変動因子に関する研究 : 過去19年間分の医務室での診療記録をもとに
- 日本における腎炎, ネフローゼ年齢訂正死亡率の年次推移
- 20.チッピング・ハンマー使用時の頭部振動(一般演題,昭和60年度東海地方会)
- 421 振動工具使用時の頭部振動(振動,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 407 局所振動による四肢末梢の皮膚温変化(振動,一般講演,第59回日本産業衛生学会・第40回日本産業医協議会)
- 採石業における振動障害
- 152. 採石業における振動障害 (振動)
- 2. 零細企業労働者の健診から (第15回中小企業衛生問題研究会)
- 足関節他動的背屈保持に伴う腓腹筋筋腱移行部の移動量 : 異なる膝関節角度による検討
- 診療記録にもとづく大腿四頭筋拘縮症の発症要因に関する研究
- 新幹線騒音・振動影響調査において公害訴訟が自覚症訴え率に及ぼす影響
- パネルディスカッション(シンポジウムI「新アセス法は生かされるか-東海地方の事例をもとに検証する-」,2005年度環境アセスメント学会第4回全国大会報告)
- 筋の形態学的および機能的考察を行った陳旧性大腿直筋肉ばなれの一症例
- 閉経後女性の腰椎骨量について--定量的X線CT法を用いて
- 男子陸上競技種目間における身体部位別骨密度の比較
- 守られたか? 藤前干潟 : 手続き面を中心に(報告1,シンポジウムI「新アセス法は生かされるか-東海地方の事例をもとに検証する-」,2005年度環境アセスメント学会第4回全国大会報告)