孔子の道徳哲学論 : 四徳(仁,義,礼,知)論を中心として(奥田俊介先生、高木道信先生、高橋正先生退職記念号)
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概要
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この論説は,目次,I序論,II本論,第1節孔子の仁,第2節孔子の義,第3節孔子の礼,第4節孔子の知,第5節孔子のその他の徳,(1)孔子の信,(2)孔子の愛,III結論,から成立している論文である。孔子の仁,義,礼,知とは何かを問題にしてみた。さらに,孔子のその他の徳として,信や愛とは何かを『論語』や『孟子』などの出典を提示して,その内容を分析や総合し問題にしてみた。また,中国春秋時代,孔子は,なぜそれら仁,義,礼,知,さらに,信や愛などの道徳哲学(moral philosophy)を主張したのかを問題にしてみた。つまり,孔子の道徳哲学は,人間としての根本的な理念(Idee)ではなかろうか,ということをロゴス(logos)的に体系付けて,その意義と価値を多少なりとも考察した論説である。
- 千葉商科大学の論文
- 2004-12-31
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