青年におけるこれからの人生設計に関する研究 : 将来の転換点の分析を中心とした
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概要
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本研究は,青年が人生における将来の転換点をどのように捉えているかを調査することにあった.被調査者は大学生189名であり,方法としては自由記述を中心とした質問紙法を用いた.調査の結果,「就職」「結婚」「子どもの誕生」「定年退職」が転換点として挙げられる頻度が高かった.主要な転換点は,中年期を境にそれ以前の「得る」転換点とそれ以後の「失う」転換点に分けられた.「得る」転換点の前は,準備を必要とし,かつ自由な時であり,転換点の後は,得た出来事により生活空間が占められるようになる.一方,「失う」転換点の前は,失う出来事により生活空間が占められているが,転換点の後は,自由な時であり,新たな準備の時でもあった.
- 早稲田大学の論文
- 1992-03-25
著者
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