看護・福祉系学生の学生生活に関する意識 : 意識調査からみる専門職養成教育のあり方の一考察
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概要
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看護学部・社会福祉学部の学生を対象として、学生生活において「重きが置かれていること」、及び「目標としていること」を中心に意識調査を実施した。その結果、両学部の学生とも「実習」、「専門科目」、「専門の国家資格」、「専門職への就職」に関わる項目に非常に高い関心を示しており、それらに向き合う積極性を窺わせる反面、学生の意識に窮屈さも垣間見られた。また、積極性や人間としての幅をもった人材育成には、人間関係の拡充や学生生活の満足感の向上なども重要な視点であると考えられた。今後の教育においては、学生の幅広い人間関係の構築、他者から認められている安心感や自信の獲得をサポートするという視点からの工夫が必要ではないかと考察された。
- 聖隷クリストファー大学の論文
- 2005-03-31
著者
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