在宅痴呆性高齢者ケアの継続性に関する研究 : ソーシャルワークの視点から
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概要
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在宅ケアを障害が重く虚弱な高齢者とくに痴呆性高齢者のケアに重点を置いた場合、彼らには通う、訪問、泊まる、住まう、そうして最後にターミナル・ケアの諸機能をケア・マネジメントを通じて総合的・統合的・連続的に提供し、さらにこれを制度化することが期待されているが、今日我が国の実践レベルではごく一部で試みられているに過ぎないし、その有効性についても仮説のレベルを越えていない。かたや北米合衆国各地においては既に1970年代頃からこうした多機能型プログラムに取り組まれている。そこで本研究ではこうした先行事例を実地調査し、ソーシャルワークによる援助方法の有効性を検証・分析すると共に今後に残された課題について若干の提案を試みる。
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中部学院大学 | 論文
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