成長期女子の成熟度を加味した骨形成の評価に関する検討 : 超音波法の有効性
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概要
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In the management of bone health, the most important issue is how the period until peak bone mass is spent, that is, appropriate self management for bone health. This study examined bone growth estimation considering skeletal maturation and how to provide guidance on bone health to adolescents. The following investigations were carried out ; investigation of physical characteristics such as body height and body weight ; body mass index ; measurement of cortical bone mineral density of the second metacarpal bone by digital processing method (DIP method) ; evaluation of bone age using X-ray film by same method, and cancellous bone mass of calcaneal bone, measured by ultrasound using the ALOKA-AOS100 ; and OSI (osteosono-assessment index), TI (transmission index) ; and SOS (speed of sound), used as an index of bone mass, dietary survey for 3 days ; a health status questionnaire, menstrual status and years since menarche and so on. Also, we evaluated factors affecting BMDs (DIP method and Ultrasound method) and skeletal maturation in adolescent girls. In this study, to clarify bone growth estimation associated factors, the correlation between BMDs and various factors (anthropometric data, years since menarche, bone age) was analyzed using a single regression analysis. OSI and TI by the ultrasound method showed higher positive correlation with body weight and BMI than with bone age. This data indicated that factors affecting BMD findings by the DIP method and OSI veresus TI by the ultrasound method, differed. These results suggest that bone growth-estimation by the ultrasound method is useful in evaluating BMD in adolescent girls, when considering skeletal maturation in relation to appropriate anthropometric data, such as years since menarche.
- 新潟医療福祉大学の論文
- 2004-11-24
著者
-
佐藤 和人
日本女子大学家政学部食物学科
-
佐藤 和人
日本女子大学食物学科臨床栄養学研究室
-
佐藤 和人
日本女子大学家政学部食物学科・保健管理センター
-
塚原 典子
新潟医療福祉大学医療技術学部健康栄養学科
-
江澤 郁子
新潟医療福祉大学
-
佐藤 和人
日本女子大学大学院家政学研究科
-
塚原 典子
新潟医療福祉大学健康科学部健康栄養学科
-
佐藤 和人
日本女子大学大学院 家政学研究科食物・栄養学専攻 臨床栄養学・免疫病理学研究室
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